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家族の居場所と風の通り道をスキップフロアでつなぐ。
のびのび、子どもたちがスキップできる家。

片流れの大きな屋根の下、床の高さをずらしスキップフロアを設けることによって、天井の高い開放的な居間と、書斎・台所等の性格の異なる空間がひとつながりになった、のびやかな空間に。レベル差で生じた小スペースを各所に分散した収納として利用。

子どもの成長等によって変化する要望に対応できる、フレキシブルな空間に。
2階は3室を等価に設定し、階段踊り場から2カ所の階段で、各部屋にアクセスする。部屋間の建具を開け放てば、3室をワンルーム的に利用することも出来き、将来の生活形態の変化に対応可能としている。

温かな家に。1階の床暖房に加え、日当りの良い2階ベランダ側床に蓄熱する床下地材（ある一定温度以下になると放熱するもの）を配置し、1,2階にほのかな暖かさを供給している。またその通光性を利用し、1階に柔らかな光を落としている。